自転車のハンドルがベタついてきた!その原因と対処法とは?
自転車のハンドルは直接触れる部分だからこそ快適につかいたい…!
ハンドル(グリップともいいます)は、やはり使えば使うほど、
年数が経つほど劣化していくものです。
チェーンが錆びついたり、ブレーキのききが悪くなったりと
自転車の劣化は様々なものがありますが、
ハンドルに関しては直接手に触れるものなので、一番不快に感じやすいのではないでしょうか?
そもそもなぜベタベタしてしまうのか…?
今回はべたつきの原因と対処法についてご紹介していきたいと思います。
グリップのべたつきの原因は?
突然ですが、加水分解というのをご存じでしょうか?
加水分解とは、モノが空気中の水分などと反応して分解され、ベタついてしまう現象のことを指します。
自転車のグリップのべたつきもまさにこれが原因です。
さらにもう一つの原因として、光劣化というものもあります。
これはいわゆる、紫外線による劣化のことをいいます。
自転車は外で使うものですので当然紫外線は浴び放題ですね。
グリップのべたつきは主にこの二つが原因とされています。
べたついてしまった時はどうしたらいいのか?
べたつきを感じたら早いうちに清掃することがいいのですが
一度劣化してしまうと、完全に元に戻すのは難しいです…
グリップはある程度は消耗品だと割り切ることも大切です。
けど、一時的にでも改善しておきたい場合は応急処置として清掃すると良いでしょう。
方法としていくつか挙げますと
・無水エタノールを布切れにしみこませて拭き取る
・消しゴムでこすってべたつきを取る
・重曹を歯ブラシなどにつけて磨く
などの清掃方法があります。
この作業である程度は改善されますが、一番いいのはやはりグリップを交換することです。
劣化を早めないための対策はあるの?
完全に加水分解や光劣化などから防ぐことは難しいのですが
ある程度劣化の速度を遅らせることは可能です!
紫外線による劣化から守るためには、自転車の保管場所を
なるべく日向を避けたところに保管しましょう。
また、手汗も水分なので、加水分解してしまう原因にもつながります。
なので、グリップを直接手で触れるよりも、グローブをつけたりして
自転車にのることも一つの対策になります。
掃除してダメなら思い切って交換を!
いかがでしたでしょうか?
使えば使うほどモノの劣化は避けられませんが
原因を知っておくことでべたつきに対する対処法もすぐに実行できますね!
今後のことも考慮して、予備でグリップを買っておくことも検討してみてはいかがでしょうか?
今回の内容を参考に、不快なべたつきのお悩みを解決していきましょう!
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