コーヒーの表面にテカテカした膜が…?そのテカリの正体とは?
コーヒーが入ったカップを覗き込むと謎のテカリが!
ふとした時にカップを覗き込むと表面がテカっていて少し気になったことなどありませんか?
このテカリの正体は「コーヒーオイル」と言って、コーヒーに含まれる油脂分のことになります。
淹れたコーヒーの表面がテカっているのもこの油分が浮いている状態を指します。
本日は「コーヒーオイル」についてその役割や楽しみ方についてご紹介いたします。
コーヒーオイルの意味について
「コーヒーオイル」はコーヒー豆が本来持つ成分であり、その中に含まれる脂質は約8~16%程といわれています。
油が出ていると、コーヒー豆が劣化しているのではないかと思われがちですが、
菜種油やオリーブオイルなどの植物にも油が含まれているように
コーヒーも同様に植物であるコーヒーノキの種子に油が含まれているので
コーヒーに油があるのはいたって普通のことなのです。
また、コーヒーオイルは焙煎度によってその現れ方に変化が生じてきます。
深く煎れば煎るほど表面に油脂が流れ出てくるので
カップに注いだ際に表面のテカリがより目立つようになってきます。
コーヒーオイルの味とその効果とは?
コーヒーオイルはコーヒーにとのような味の変化が現れてくるのか気になりますよね。
基本コーヒーオイルは、酸味や苦味を抑え甘みを増してくれる役割があります。
ざっと解説しますと
オイルすが少ない=サッパリすっきりした味
オイルが多い=コクがありまろやかな味わい
といったような変化が現れます。
効果については、不明な点が多く現時点でははっきりとした研究結果は出ていないようです。
また、コーヒーオイルはジテルペンという成分が含まれており、
このジテルペンがコレステロール値を上昇させるといわれています。
なので、健康面を考えたらあまりいい方ではないと言う意見もあるようです。
しかし実際は飲み過ぎなければ問題ありませんので過剰に心配する必要はありません!
オイルを楽しむための抽出方法は?
コーヒー豆自体もともと油を持っているので
特別なことをしなくても、コーヒーを淹れれば必然的にオイルは抽出されてきます。
しかし、その量は淹れる方法によって増減することができます。
コーヒーオイルを抑えたい時は
ペーパーフィルターを使用することをお勧めします。
ペーパーフィルターにコーヒーの油が吸着することで抽出される量を減らすことができます。
反対にオイルの量を増やしたい時はフレンチプレスを使うとオイルの量を増やすことができます。
フレンチプレスはコーヒー豆をお湯に浸してプレスしコーヒー豆を押し下げます。
その工程でオイルが上に浮かんでくる仕組みになっています。
このどちらかを使用することで、オイルの量を調節することができます。
実際に淹れてみるとその差は一目瞭然です。
コーヒーオイルは適度な量で楽しみましょう!
健康面で気になる方はペーパーフィルターを使ってコーヒーオイルを抑えたほうが安心ですが、
特に気にならない方や、コーヒー元来の味わいを楽しみたい方はぜひ一度
抽出方法を意識して飲んでみてはいかがでしょうか?
メリットデメリットに関して色々と諸説はありますが
過剰に摂取しない限り敏感になる必要はありませんので
ご自身の体調や好みにあわせてコーヒーオイルを楽しんでみてください!
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