ドリップコーヒーの蒸らしは必要？不必要？

 

 

ご自宅でドリップコーヒーを淹れる際に行う蒸らし作業。
ごくごく普通の一般的な工程になりますが
何故この蒸らしが必要なのか考えたことはありますか？
本日はコーヒーの蒸らし作業の必要性と
ベストな蒸らし時間などについてご紹介していきたいと思います。

 

 

 

コーヒーの蒸らしとは？

 

 

コーヒーに対しての「蒸らし」とは簡単にご説明しますと、
ドリップコーヒーを淹れる際に、コーヒー粉に少量のお湯を注いで
一定時間待つことを言います。
この作業をすると、コーヒーの粉がぷくぷくと膨らんできますが、
この膨らみがあるかないかで新鮮なコーヒー豆を使っているかどうか判断することもできます！

 

 

 

 

蒸らすことの重要性について

 

この蒸らしをするしないで、コーヒーの味に大きな影響が出てきます。
蒸らすという工程を加えることで、均一にコーヒーが抽出することができるようになり
ムラをなくすことが可能となります。

また、コーヒーの粉は焙煎の段階で大量の二酸化炭素が含まれています。
こちらのガスをはコーヒーを蒸らすことで事前に外に放出させ、お湯を注ぎ始めた時に
お湯がコーヒーの粉になじみやすくすることができます。
この作業をしなかったらガスが邪魔をして、お湯とコーヒーの粉が十分に接することができなくなり、
結果として酸味の強いコーヒーが出来上がってしまいます。

 

 

 

ベストな湯温度と蒸らし時間について

 

蒸らし時間については様々な意見がありますが、
一般的に良いとされているのが20秒くらいと言われています。
人によっては、重めのコクを出し、苦みを強く出したいということから1分待つパターンもあります。

お湯の温度は90度～96度くらいがベストだとされています。
沸騰されたものより、少し冷めたお湯を使った方がコーヒーの美味しさをより引き出すことができます。

 

 

 

 

まとめ

 

 

「蒸らし」はコーヒーの成分を抽出しやすくするために重要なものになります。
コーヒーの美味しさを引き出すため、自分好みのベストな蒸らし方をいろいろと試しながら
よりいっそう美味しいコーヒーを探し出してみてはいかがでしょうか？