一時期話題になったバターコーヒーとはどんなコーヒー？

 

バターコーヒーはその名の通り、コーヒーにバターを入れて飲むコーヒーのことです。
脳の活性化を促したり、ダイエットにも効果的なものとして注目を集め始めました。
バターコーヒーを朝食代わりに一杯飲むと、頭がすっきりして別名
「完全無欠コーヒー」とも呼ばれています。
今回はそんなバターコーヒーについて効果や特徴などについてご紹介します

 

 

バターコーヒーの歴史

 

バターコーヒーの素となる飲み物は、チベットで飲まれていた「バター茶」といわれています。
現地ではスーチャと呼ばれ、チベットをはじめ中央アジアで親しまれている飲み物になります。
濃厚で少ししょっぱさがあり、後味は少し苦いといった味わいだそうです。

 

 

バターコーヒーに使用するバターについて

 

バターコーヒーはバターを使う飲み物になりますが、ここで重要となるポイントが
材料が「グラスフェッドバター」と「MCTオイル」の2点であるところです。

グラスフェッドバターは「グラス＝草」、「フェッド＝与える」
牧草だけを餌にして飼育された牛の乳から作られるバターという意味をもっています。
このバターと一緒にいれるMCTオイルは、中鎖脂肪酸オイルのことを指し、
ココナッツやパームフルーツなどといったヤシ科植物の核の部分に含まれている天然成分のことになります。
消化吸収に優れていてエネルギーになりやすく、脳にも栄養補給をしてくれたりなど注目を浴びているオイルです。

 

ちなみに、この二つは輸入食材をあるかうお店で購入することができます。

 

 

どんな効果があるのか？

 

バターコーヒーを飲むことで得られる効果は以下の通りです。

 

 

・基礎代謝の向上
・アンチエイジング
・集中力アップ
・中性脂肪を減らす
・急激な血糖値の上昇を抑制

 

 

バターコーヒーは腹持ちがよく、忙しい朝など朝食代わりに置き換えることで
手軽に済ませるだけでなく、質の良い脂質を摂取して
吸収の早い良質な脂肪が“ケトン体”となり、エネルギー源として消費されやすくなるというメリットがあります。

 

ダイエットにバターコーヒーを取り入れる際の注意点

 

何事にも当てはまることですが、これだけ飲んでさえいれば痩せられるというわけではありません。
バターコーヒーは一杯で十分なエネルギーを補給することはできますが、
他の栄養素（食物繊維やビタミンなど）は不足してしまう可能性があります。
バターコーヒーだけに頼らず、そのほかの食事の面で不足しがちな栄養素をおぎないながら
バターコーヒーを取り入れるようにしましょう。
また、ひとによってはバターコーヒーを急に摂取することによって
お腹を下してしまう場合もありますので、始める際は少しづつ飲むようにすると良いでしょう。

 

 

一度は試してみたいバターコーヒー！

 

 

ダイエット目的に飲むのも良し、健康増進目的で飲むのも良し。

最近ではバターコーヒーを取り扱うお店も増え、必要な材料が揃えば
自宅でも簡単に作ることができます。
飲みすぎにはもちろん注意ですが、正しい量をきちんと守って
是非一度バターコーヒーを堪能してみてはいかがでしょうか？