水が弱点?革製品の水シミの落とし方について
大事な革物に水シミがついてしまった…!
革製品を使う際、悩みのタネの一つとして、水によるシミがあります。
出先で誤って革に水がついてしまったとき、すぐに拭くことができれば
後に残らないケースももちろんありますが、
気づかなかった場合はそうはいきませんよね。
時間が経ってから気づいたらシミになっていた…なんてことが起こりうるものです。
本日はそんな水シミについて対処法などをお伝えしていきます。
そもそも水シミってなに?原因は?
水シミは別名「ウォータースポット現象」とも言われています。
また、革製品の中でも、水シミができやすいものとできにくいものがあり、
とくにヌメ革などのように、革の表面にコーティングが殆ど施されていない
素材を生かした革製品はとくに水シミになりやすいものとなっております。
水シミができる原理は以下の通りで
革製品に水が付着
↓
革に水が染み込む
↓
革内部と濡れていない部分の水分量のバランスが崩れ、色が濃くなる
↓
水分蒸発と同時に油分が一緒に飛んで色が変わる
この流れによって水シミとなってしまいます。
水シミを目立たなくさせる方法(すぐできる場合)
早めに気づいてすぐに対処できる場合は以下の手順に添って手入れをしましょう
1.乾いた布等で、革製品の濡れた部分の水分を拭き取る
2.固く絞った布で全体をなるべく均一に濡らしていく
(強く擦るのはNG。色落ちの原因となります)
3.あとは自然乾燥させる
(風通しのいい日陰に!)
気づいてすぎに対処できればこのやり方でほとんど目立たなくすることができます。
また、均一に濡らす際は、ポンポンとやさしく叩いてなじませるようにするのがポイントです。
時間が経ってしまった場合の染み抜き方法
やむおえず時間が経ってしまった場合は以下の手順で手入れをしていきましょう
1.革専用クリーナー(消しゴムタイプ)でシミの輪郭をぼかしながら優しく擦る
2.クリームタイプのクリーナーを塗り込む
ポイントとして、クリーナーを使う際も、強く擦るのではなく、優しく小刻みに擦っていきましょう。
布を使った時と同様に、強く擦るのは色落ちの原因となります。
また、クリームタイプのクリーナーはデリケートクリームといったものを使用し、
革製品に対して艶等の栄養分を補給するために用いますので
常備しておくと安心でしょう。
クリームをつける際は、柔らかくて乾いた布を使って薄く塗っていきます。
水シミがついてもあきらめないで手入れをしましょう!
ご紹介した対策以外に、もっとも一番の対策として大切なのが
革製品に対して事前に防水スプレーやオイル等を塗ってシミにならないように対策することが
一番の予防となります。
きちんとした手入れ次第で、革製品は長く使い続けられるものです。
愛用の革製品を大事にするために
万が一の時はご紹介したやり方をぜひ実行してみてくださいね。
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