革の財布にボールペン汚れがついてしまう原因は？落とし方はある？

 

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近頃はキャッシュレスが普及してだんだん財布も小さくなりつつありますね。この間、新調した小さい財布に、なんとボールペンのインクをつけてしまったのです。その原因はかばんの中に一緒に入れていた、芯を出したままのボールペンだったのです。

まだ、新しくてお気に入りの財布なのに、どうしよう？と大抵の人は思いますよね。

でも大丈夫！ちゃんと素材を見極めて対処すれば、かなり汚れを落とすことができるんです。

現在はボールペンのデザインも良くなって、ノック式、スライド式などが普及し、昔のように蓋をしめなくても良くなっていますが、その代わり、ペン先のしまい忘れなどが多いようです。

そのため、実は突き出たボールペンの先からインクが漏れ出て、かばんの中に入れておいた財布にもインクが染み出てしまうトラブルがとても多いようです。

ここでは革製品についたボールペン汚れの落とし方についてご紹介します。

 

革製品についたボールペン汚れの落とし方

それでは革製品についたボールペン汚れの落とし方を順番に見ていきましょう。

 

革の財布についたボールペン汚れの落とし方①消毒用エタノールで落とす

相手の素材が革であっても、薄めて手の消毒などにも使う「消毒用エタノール」は大活躍してくれます。現在では、新型コロナの予防で、
各家庭にあるところも多いようです。

消毒用エタノールを使った、革の財布のボールペン汚れの落とし方は、まず直接、インク汚れの部分に垂らします。その上で、上からあて布をするのです。
こうすることによって、インクの汚れがあて布に移り、汚れが落ちるというわけです。

 

革の財布についたボールペン汚れの落とし方②革クリーニング専門店へ持っていく

大切な財布であればあるほど、ボールペンのインク汚れは残念です。多少お金を払っても、すっきり汚れは落としてまた以前のように使いたいことでしょう。

そういう方におすすめなのが、「革専門クリーニング店」の利用です。

革専門業者ですから、ボールペン汚れなどは朝飯前ですが、業者といえども、時間が経ったボールペン汚れは、しみ抜き技術だけでは落としきれないこともあります。

そんな時は、業者ならではの色修正という技術があります。業者によっては「染め直し」「リメイク」「リカラー」と呼ぶところもあるかも知れません。

この技術は、革専門の染料で色を調合して革を染め直し、シミを目立たなくしてくれるのです。

 

革の財布についたボールペン汚れの落とし方③革が合皮の場合

革の財布でも合皮の場合は対処法も変わってきます。

合皮の場合で、なおかつボールペンのインクの素材が油性の場合は、界面活性剤を含む洗濯用洗剤などが有効です。

その落とし方は、洗濯用洗剤をペーパータオルなどにとって、革を直接拭きます。だんだん汚れがペーパータオルに移ってきますので、新しいペーパータオルに交換しながらこすりながら拭いていくとそのうちに汚れが取れていきます。

汚れが取れにくい時は汚れがついた革の上に洗剤を含ませたペーパータオルを置き、その上からラップをかけてしばらく置きます。

あとは、シミが残らないように水で拭いておけばOKです。

 

革の財布についたボールペン汚れの落とし方のまとめ

革の財布になぜボールペン汚れが付くのかと言うと、最近のノック式やスライド式のボールペンのペン先を出したまま、かばんの中などに入れておき、一緒に入れている財布が汚れてしまうケースが多いようです。

財布などの革のボールペン汚れには、消毒用エタノールを直接垂らしてあて布をしてふくか、革専門クリーニング店に持ち込むことがおすすめです。

なお、しみ抜き方法でも革のボールペン汚れが落ちない時は、染め直しという方法でシミを塗り込めてしまう専門的な方法もありますので、ぜひお試し下さい。