お気に入りのシャツにボールペンのインクが！洗濯での落とし方は

 

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お気に入りのシャツに限って、ボールペンのインクで汚してしまった！そんな経験はないでしょうか？そもそもなんでボールペンのインクが付いてしまうのか？考えたことがありますか？

たいていは仕事中に急いでいたり、うっかり芯を出したまま胸のポケットに挿してしまったりしたのが原因なことが多いようです。

 

あるいは家でボールペンを胸ポケットに入れたまま洗濯してしまい、インクが漏れ出たというケースもあるかも知れません。

でも、大切なシャツについたボールペンのインクは落ちないと決めつけて「もう会社には着ていけないな」と思うのはちょっと早いです。ボールペンのインクが付いてもシャツの素材にもよっては洗濯できれいに落とすことができる場合もあるからです。

 

そもそもボールペンのインク汚れって何汚れ？洗濯で落ちる？

ボールペンのインクってそもそも何汚れなのか、考えたことがありますか？

一口にボールペンと言っても、現在、ボールペンのインク素材は、油性、水性、ゲル、エマルジョンといろいろあります。

油性は1930年代、いちばん最初に発明されたボールペンであり、現在でももっとも一般的です。当初は書き味があまりいいものではなく、インク漏れなどもありましたが、現在では改良され、油性でもゲルやエマルジョンに負けないほど書き味がよく、インク漏れもほとんどなくなっています。

ボールペンにもいろいろなインクの種類がありますが、特に一般的な油性インクであれば、きれいに落とすことができる場合が多いようです。

 

ボールペンのインク別・洗濯での落とし方

それではボールペンのインク別に洗濯での落とし方をご紹介しましょう。

 

油性ボールペンインクの落とし方

油性ボールペンの汚れが一番落としやすいというのは、意外に思う人も多いかも知れません。でも実はボールペンのインクの中ではいちばん落としやすいのです。

 

裏返してタオルを当てる

まずはシャツなどを裏返して汚れがある箇所の裏にタオルを当てておきます。

 

アルコールをかける

その箇所にアルコールをかけます。今なら消毒用のジェルなどをお持ちの家庭も多いと思いますのでそれで結構です。

 

歯ブラシなどでたたく

次にアルコールをかけた箇所を歯ブラシなどでこまかく叩き、汚れを浮き上がらせます。この時、小さいコップなどに水をくんでおき、歯ブラシに水をつけながらやるのがおすすめです。だんだん、裏のタオルに汚れが移っていきます。

 

流水ですすぐ

次に水道の水で簡単にすすぎます。アルコールをつけてたたき、歯ブラシでこすっただけでもほとんどの汚れは落ちているはずです。

 

洗濯する

この段階で、多少汚れが残っていても、洗濯できれいに落ちるケースが多いです。

 

水性・ゲルボールペンインクの落とし方

次にゲルインクの落とし方を説明します。

残念ながらゲルインクは乾いてしまっていると落ちにくいことが多いです。なおかつ1回できれいに落とすことは難しいようです。

 

裏返してタオルを当てる

まずはシャツなどを裏返し、裏側にタオルを当てておきます。

 

食器用洗剤をかける

油性インクではアルコールをつけましたが、水性やゲルの場合は食器用などの洗剤をかけます。

 

歯ブラシでたたく

油性のときと同じように歯ブラシでたたき、インク汚れをタオルに移します。

 

流水ですすぐ

次に油性と同様、水道の水で簡単にすすぎます。洗剤をつけ、歯ブラシでこすっただけでもほとんど汚れは落ちています。

 

洗濯する

次に普通通り洗濯します。多少汚れが残っていても、何度か洗濯しているうちに落ちるケースが多いです。

 

ボールペンインクの洗濯での落とし方（まとめ）

結局のところ、シャツなどの衣服についたボールペンのインクは、そのまま洗濯してもきれいに落とすことはできません。

洗濯する前にアルコールなり洗剤なりをかけて裏にタオルをあてて歯ブラシでこすってから洗濯すると素材によっては1回できれいに落とすことができます。