クラウドファンディングとは

最近になってテレビやニュースなどでも

少しずつクラウドファンディングという言葉が

取り上げられるようになってきました。

 

でも、言葉は聞いたことがあるけれど内容は

あまり知らないという方も多いと思いますので

物販プレーヤーの僕目線でクラウドファンディングを

説明したいと思います

 

 

クラウドファンディングの仕組み

クラウドファンディングは、夢や目標があるけれど

自分では資金的に余裕がない、夢を諦めざるを得ない

でもどうしてもそれを諦めたくない、なんとか叶えたい

という場合や

 

あるいは、天災などの被害を受けてとても困っている

 

というときにプロジェクトを立ち上げて、日本全国

あるいは世界中の人たちに少しずつ応援してもらって

資金を募るという応援型プラットフォームになります。

 

しかし、応援したい気持ちはあってもそれに対する

メリットがないとなかなか積極的に支援したいという

気持ちになれないと思いますので、

その方に向けてリターンを用意して

応援して支援してくれた方にとっても何らかの

メリットがあるような仕組みになっています。

 

 

クラウドファンディングと物販の関係

なんとなくクラウドファンディングはわかったけれど

それと物販とどう関係があるの？と思う方も多いと

思います。

 

クラウドファンディングで世界最大のものは

アメリカのサイトでINDIGOGOとか

KICKSTARTERだと思いますが、

このサイトでは、こういうコンセプトの商品を

これから商品開発しようと思うんだけど

資金が足りないから、応援してくれる方を募集しています！

という形でプロジェクトが展開されています。

 

応援してくれた方にはお礼というかリターンとして

販売予定価格の５０％引きや３０％引きの価格で

商品を提供しますよ　というのが基本的な形になっています。

 

 

日本のクラウドファンディングと物販の関係

海外でこれから開発する予定の商品と

クラウドファンディングの関係はなんとなく

伝わったかなと思いますが、海外と日本はちょっと

異なります。

 

日本のクラウドファンディングで商品を販売する

場合は、これから開発しようとしているものは

認められておらず、すでに試作品があることが

条件になっています。

ある程度のテストを繰り返して一般市場に販売する前に

こういう商品を販売しようと思っているけれど

支援してもらえないか、という形で販売が行われています。

 

なぜなら、こういうコンセプトで商品開発を考えていて

こういう商品を開発するので支援してくださいとキャンペーンを

立ち上げて、そのコンセプトが秀逸で多くの方から

「そうそう、そういう商品が欲しかったんですよ！支援します」

と支援が集まったけれど、開発が思った以上に難航して

お届けできなかった場合にお客様の期待を大きく裏切って

しまい、クラウドファンディング離れを起こすリスクが

あるからです。

 

ですので、日本のクラウドファンディングではすでに開発が

完了していて、支援が集まるようなら少しずつ量産体制に入りたい

というような商品が販売されています。

 

 

クラウドファンディングの魅力

これは、購入者側から見た魅力と

販売者側から見た魅力の２つがあると思いますので

まずは購入者側から見た魅力を説明します。

 

購入者側にとってのクラウドファンディングの魅力

基本的に、日本で販売されていない商品やサービスなので

まだ誰も手にしていない商品をいち早く手に入れることができる

という優越感

 

先行割引販売をしていますのでオトクな価格で入手できるお得感

 

最後に、開発メーカーの思いや販売者の思いに共感して支援を

しているという充実感

 

大きくはこの３つになるかと思います。

 

販売者にとってのクラウドファンディングの魅力

販売者にとっては、海外で人気の商品を誰より早く見つけて

独占販売契約を勝ち取って、日本で自分だけが独占的に販売できる

ようになったときの優越感、これはありますね

 

それと、クラウドファンディングのサイトでキャンペーンを

展開して自分が日本で支持されると思った商品が予想通り、

あるいは予想以上に売れたときの嬉しさ

 

購入者から応援のコメントを頂いたときの充実感

 

さらに、クラウドファンディングが終わったあとに

大手小売店さん、例えば東急ハンズさんとか、LOFTさん、

大手家電量販店さんなどからお声がけ頂いたり、メディアや雑誌に

取り上げられたときの嬉しさはなかなか他では味わえないもの

だと思います。

 

 

クラウドファンディングの種類

最後に、日本のクラウドファンディングの

プラットフォームをいくつかご紹介しておきます

 

READY FOR

クラウドファンディングの草分けです

 

Makuake

日本最大のクラウドファンディングサイト

最近ではCMも始まりました

 

CAMPFIE

ツタヤさんが運営しており、ガジェット系などが人気です