意外と知らない「モカ」の真実とは…？

 

 

 

 

誰もが一度は耳にしたことある「カフェモカ」や「モカコーヒー」
こちらの二つ、同じものだと思っていませんか？
実は二つには違いがあるのです！
そこで今回はコーヒー好きな方にはぜひ知っていただきたい
モカについてご紹介していきたいと思います。

 

 

そのそも「モカ」とは一体何なのか？

 

「モカ」というのは、実は豆の銘柄のことを指し、その由来は港の名前にあります。
その港は、イエメンのモカ港のことであり、そこから輸出されたコーヒー豆を

モカと呼んだことが始まりとされています。

 

また、イエメン産だけでなく、対岸にあるエチオピア産のコーヒー豆も同様に一緒に輸出されていたため、
こちらの豆もモカと呼ばれています。

イエメン産、エチオピア産のモカ豆は原種は同じなので、風味こそは似ていますが
豆の形に大きな違いがあります。

 

イエメン産…楕円形の小粒
エチオピア産…細長い形

 

といった特徴がそれぞれにあります。

 

 

モカコーヒーとは？味の特徴は？

 

 

 

その名の通り、モカコーヒーは上記でも紹介したように
イエメン産orエチオピア産のモカ豆を使って淹れたコーヒーを「モカコーヒー」といいます。
味の特徴としては、酸味が強くてほんのりベリーの果実を思わせるような香りが特徴的です。
また、エチオピア産のモカはイエメン産と比べて苦味が強いので他の豆とブレンドさせた
モカブレンドとして販売されることが多いそうです。

 

 

 

カフェモカとは？

 

 

 

モカコーヒーのことがわかったら、次はカフェモカです。
一体どのようなコーヒーなのでしょうか。

 

ざっくりと解説しますと、カフェモカは「モカ風コーヒードリンク」になります。
必ずしもカフェモカはモカコーヒーの豆を使っているとは限らないんです。
作り方が同じであればモカ以外のコーヒーで作ってもカフェモカと呼ばれます。

 

では、一体どのような作り方をするのか。
以下がカフェモカの作り方です

 

 

1.濃いめに淹れたコーヒー（エスプレッソがオススメ）を用意
2.チョコレートソースを入れる
3.フォームドミルク（泡立てた牛乳）やホイップクリームを入れる
4.トッピングにココアパウダーお好みでをふりかける

 

 

この作り方で完成したコーヒーが「カフェモカ」になります。

 

 

 

 

なぜカフェモカは「モカ」の名前が付いたのか

 

モカコーヒーを使わくてもなぜモカという名前がつくのか疑問に思いますよね。
モカコーヒーにはカカオ（チョコレート）に似たような香りがあると言われていています。
諸説はありますが、
昔、モカコーヒーが高級なものでなかなか飲めなかった時代に
日常的にモカコーヒーを楽しむことができるよう、コーヒーにチョコレートを足してつくったことから
『カフェモカ』という名がついたそうです。

 

 

 

 

 

それぞれの「モカ」の味わいを楽しんでみよう！

 

如何でしたでしょうか？
それぞれの違いが分かったからこそ、
二つのコーヒーを日替わりで堪能してみたり
飲み比べてみて、「モカ」を楽しんでみてはいかがでしょうか？
ちょっとした知識として知っておいて損はありません！
今日の記事内容を参考に素敵なコーヒータイムを！